メガソーラーは、野球場跡の土地を借りて開発された。当初の事業主体は、ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ケ根市)が設立した特定目的会社(SPC)で、2016年7月に売電を開始した。
その1年後に、所有者がネクストエナジーのSPCから、エンバイオ・ホールディングス(以降、エンバイオHD)に代わった。いわゆる「セカンダリー市場」を通じて売却・取得された。
同じ時期にもう1カ所、長野県伊那市でも、やはりネクストエナジーのSPCによる太陽光発電所を、稼働1年後にエンバイオHDが取得した。
こちらは、太陽光パネル出力が約436.8kW、PCS出力が490kWの「EBH伊那発電所」である(図3)。