地元人材で常駐者を配置

 四電エンジニアリングは、現在、「頴娃風力発電所」のO&Mに関し、同社と日本製鋼所が遠隔監視を行い、日常的には無人で運用している。そして、トラブルを検知した場合、契約している地元企業に一次対応を依頼するという体制にしている。

 今後、地元の人材を採用し、技術者が常駐する体制に変える方針だ。同社はこれまでにも消耗品や交換部品の予備をサイト内に備え、不具合の兆候を見つけた場合、迅速に対応してきた。

 さらに「常駐者を配置することで、地元人材を雇用しつつ、稼働率をさらに上げることで、事業性を高めていきたい」(松木取締役)としている。

●発電所の概要
発電所名頴娃風力発電所
住所鹿児島県南九州市頴娃町アグリランドえい周辺
発電事業者頴娃風力発電(四電エンジニアリング出資)
総出力16MW
年間予想発電量約4700万kWh
EPC(設計・調達・建設)サービス四電エンジニアリング
O&M(運用・保守)サービス四電エンジニアリング
風力発電設備日本製鋼所(JSW) 2MW・8基(このうち1基増設)
ローター直径83.3m
ローター取付位置65m
最高高さ106.6m
カットイン風速3.5m/秒(平均)
定格風速13m/秒
カットアウト風速25m/秒(10分間平均)、27m/秒(3秒間平均)
連系変電設備東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製
売電開始新設2010年7月、増設2015年3月
総事業費新設時約46億円、増設時約7億円