太陽光と風力が100MW越える

 シルバー人材センターの活用では、ただ「コスト削減のため」、という意識でなく、高齢者にとって負担の少ない作業環境への配慮も重要になる。

 淡路島の人口は、現在の約14万人から、2050年には約8万人に半減し、高齢化率は33%から50%に高まると試算されている。

 一方、兵庫県の「あわじ環境未来島構想」では、2014年に22%だった淡路島の電力自給率を2050年に100%に高める目標を掲げている。すでに島内には、1MW以上のメガソーラーやウインドファーム(大型風力発電所)が15カ所も立地し、総容量100MWを超える日本有数の再エネ集積地になりつつある。「電力100%自給」は現実的になってきた。

 高齢化の進む中での再エネ導入では、シルバー人材の活用が大きなテーマになり、それが地域社会づくりの基盤となる。「住民参加型 くにうみ太陽光発電所」は、そうした面でも先進的なサイトになりそうだ。

●設備の概要
発電所名住民参加型 くにうみ太陽光発電所
住所兵庫県淡路市岩屋2423番地(兵庫県立淡路島公園F駐車場西側)
発電事業者一般財団法人・淡路島くにうみ協会
土地所有者兵庫県
設置面積1万3923m2
出力連系出力950kW、太陽光パネル容量994kW
年間予想発電量約100万kWh(初年度・見込み)
EPC(設計・調達・施工)サービスクリハラント
O&M(運用・保守)淡路島くにうみ協会
太陽光パネル三菱電機(単結晶シリコン型・250W/枚・3976枚)
パワーコンディショナー(PCS)東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製(500kW機1台・250kW機1台・100kW機2台、100kW機2台は自立運転機能付き)
キュービクルセイリツ工業
着工日2013年8月
売電開始日2014年3月