車止めの移動で走行スペースが減少

 導入から半年たち、太陽光の発電量は、想定を上回っている。3月と4月は、想定発電量に比べて10%以上、5月と6月は同比30%以上の上振れとなった。

 「あみプレミアム・アウトレット」の契約電力量は3650kW(3.65MW)。空調にはガスヒートポンプ式を導入したため、照明需要を中心に、日中の電力需要は太陽光発電の出力を常に上回り、全量を自家消費できているという。その分、CO2削減となるとともに、購入電力の節約にもなっている。

 一方で、カーポートとしての使い勝手に関しては、いくつか課題も見えてきた。

図8●駐車時の接触に注意を喚起(出所:日経BP)
図8●駐車時の接触に注意を喚起(出所:日経BP)
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図9●筋交いとの接触を防ぐため、車止めを前にずらした(出所:日経BP)
図9●筋交いとの接触を防ぐため、車止めを前にずらした(出所:日経BP)
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 「PVカーポート」にクルマを進めると、「一方通行につき 進入禁止」「駐車時 接触注意」などと書かれた注意書きの立て看板が目に入る(図8)。

 実は、大きく3タイプあるアレイのうち、片面に駐車するタイプでは、車止めの位置を50cmほど前にずらすことになった(図9)。これは、支柱間に設置した筋交いに車体がぶつかるのを防ぐためだった。その結果、向かい合って駐車した場合、クルマ同士の距離が狭まり、その間をクルマがすれ違った場合、接触する恐れが高まってしまった。

 もともと駐車場内は、一方通行にしていたが、告知看板を増やしてそれをより徹底するとともに、接触事故についての注意を喚起した。