調整池に3.5MWのメガソーラー

 エルゴ サン ジャパンは埼玉県のほか、千葉県、茨城県、そして福島県などで、約60MWのメガソーラー開発している。今年4月には、埼玉県熊谷市に2サイトで合計約3.5MWのメガソーラーを完工し、運転を開始した。

 出力1.5MWの「熊谷1500第一太陽光発電所」と、1.995MWの「熊谷1995第二太陽光発電所」で、いずれも熊谷市の所有する準用河川新奈良川第3調整池内に建設した。熊谷市が民間の発電事業者に土地を賃貸するスキームだ。市の公募に対し、エルゴ サン ジャパンの提案が採用された。

 事業用地となった調整池は、台風など大雨の際、新奈良川の水を一時的に貯めておき、下流での洪水リスクを軽減する機能を持っている。そのため、パネルを取り付ける架台は、地面からアレイ最低部で約3m、アレイ最高部では4mを超えるエリアもある(図8)(図9)。

図8●熊谷市の管理する調整池にメガソーラーを建設
図8●熊谷市の管理する調整池にメガソーラーを建設
(出所:日経BP)
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図9●2サイト合わせ熊谷市内で最大級の3.5MWになる
図9●2サイト合わせ熊谷市内で最大級の3.5MWになる
(出所:日経BP)
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 エルゴ サン ジャパンは、提案内容に、「在日イタリア大使館の支援を受け、熊谷市とイタリアとの交流機会を提供する」などと明記し、竣工に際して、イタリア文化に関する図鑑を熊谷市に寄付した。