宮崎県各地に大きな被害をもたらした台風24号による強風でも、建物のようなこの構造は損壊しなかった。しかし、かなりの枚数の太陽光パネルが吹き飛んだ。

 パネルが吹き飛んだプロセスは、これまでの4回で紹介してきた例と同じように、南九州ならではの強い風を伴う台風が通過する時に、時計の逆回りで巻くように吹く強風による損壊とみられる。

 北東側から南西側に向かって時計の逆回りで巻く風を、アレイが裏面からもろに受け止め、パネルを裏面から押し上げるようになり、吹き飛んだとみられる。

 今回のように、基礎や架台を兼ねた構造は、住宅と同じような頑丈さをもつように見えながら、太陽光パネルが吹き飛んでいることで、南九州の記録的な台風時の強風の怖さが伝わってくる例と言えそうである。