法面の一部が崩れ、大規模な土木工事で復旧

 敷地の西側は、隣の農地に向けて下っている。この法面の一部が、地震によって崩れた。崩れた場所の法面は、コンクリートを多用して作り直した(図7)。

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図7●崩れた法面を復旧
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図7●崩れた法面を復旧
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図7●崩れた法面を復旧
(出所:デンケン)

 こうした大きな土木工事が必要な復旧箇所もあった。

 PCSの近くにあるコンクリートの擁壁にも、大きな割れが生じた(図8図9)。

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図8●割れた擁壁
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図8●割れた擁壁
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図8●割れた擁壁
(出所:デンケン)
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図9●擁壁も復旧
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図9●擁壁も復旧
(出所:上はデンケン、下は日経BP)

 デンケンの場合、地震保険に加入しているのは、南海トラフ地震時に津波による被災が予想されている場所に建つ1カ所の発電所だけだった。

 地震保険は、通常の損害保険に比べて2倍近い保険金の支払いとなるためである。このため、今回の発電所の復旧は、自己資金で賄った。