電気保安協会と連携

O&M業務には、大きく発電状況などの「遠隔監視」、アラーム警報時の現場への「駆けつけ」、「定期点検・保守」があります。それぞれどんな体制を組んでいますか。

大山 「遠隔監視」については、東京本社にある監視センターで365日、太陽光の技術者がモニタリングしています。「現場駆けつけ」や「点検・保守」については、外部委託している電気主任技術者と連携しています(図1)。

図1●東京本社にある監視センター
図1●東京本社にある監視センター
(出所:ウエストO&M)
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アラームを受けた場合、まず、電気主任技術者にお願いし、それで対応できない場合は、各地域のウエストO&Mの社員か委託企業の技術者が出動し、迅速に復旧させることで、売電ロスを最小化することを目指します。

大山社長は、長らく中国電気保安協会に在籍し、技術者として太陽光発電設備などを担当し、退職してウエストO&Mの社長に就きました。O&Mサービス会社と各地の電気保安協会とはどんな役割分担になるのでしょうか。

大山 高圧配電線に連系する案件では、各地の電気保安協会に在籍する電気主任技術者が外部委託という形でメガソーラーの保安を担当しているケースが多く、ウエストO&Mでも高圧案件の電気主任技術者については同協会への外部委託が基本です。

 昇圧器(キュービクル)など系統連系に必要な「電気工作物」の保安、安全管理に関しては、各地の電気保安協会に多くのノウハウが蓄積されており、うまく連携していきたいと思います。

 その上で、ウエストO&Mは、発電事業者の「ビジネスパートナー」として、日照から得られる発電量を最大化して目標のIRR(内部収益率)を実現していくなど、マネジメントに関する領域まで担っていきたいと考えています。