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 2015年10月8日、厚生労働省の「介護プロフェッショナルキャリア段位制度の在り方に関する検討会」の初会合が開かれ、同制度の普及状況や今後の制度のあり方について話し合われた。同検討会は来年3月をめどに報告書を取りまとめ、制度の位置づけなどを提示する予定だ。

 同制度は、全国共通で介護技術を評価する仕組みとして2012年度に内閣府が創設。介護技術の知識だけでなく実践的スキルも評価対象として7段階(現在は4段階)のレベルで認定し、やりがいなどを引き出すことで介護職員の定着を図ることを目的とする。今年度には内閣府から厚生労働省の所管事業となった。

 同日の検討会で厚労省は、同制度の普及状況を提示。介護技術を評価するアセッサー(評価者)は今年8月までに7817人が養成されたが、レベル認定者は688人にとどまったことが分かった。主な論点としては、(1)制度の性格や位置づけ、(2)レベル認定者を輩出した事業所に対する「外部評価」の仕組み、(3)評価のあり方、(4)毎年2万人に設定されているレベル認定者数の目標について─を示した。これに対して構成員からは、制度の周知や評価手順の効率化のほか、介護報酬との連動なども課題として挙がった。