将来的には“IoTのキーデバイス”として情報を集約
今回の展示はあくまでプロトタイプだが、見守り用のメニューとしては外部へのアラートの通知、高齢者へのスケジュールの告知、防災連絡などを考えている。先述したようにXperia Hello!はネットワーク機能と豊富なセンサー類を搭載することから、将来的には家の中の簡易センサーと連携して“IoTのキーデバイス”として情報を集約し、外部に送信することも視野に入れている。
「こうしたサービスはタブレットやスマートフォンが主流だが、高齢者にとってはそれですら操作が難しい。話しかけるだけで簡単にコミュニケーションができるこのデバイスは親和性が高いのではないか」(村上氏)。2018年度からXperia Hello!を含めたいくつかのロボットを使って見守り実証実験にトライしたいとのことだ。
取材先の申し入れにより、最後の一部の表記を一部変更いたしました。記事は修正済みです。