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ヘルパーが“宅配業者”に

 ハッピーテーブルは、外食企業と介護事業者、そして高齢者をつなぐサービスである。施設介護や訪問介護での利用を想定しており、外食メニューの注文や宅配をヘルパーやデイサービス担当者が担うことがその大きな特徴。具体的な仕組みはこうだ。

 まず、ヘルパーやデイサービス担当者が食事メニューに関する高齢者(被介護者)の希望を聞き、専用スマートフォンアプリやパソコンで近隣の外食店舗に注文。その際、商品や個数、受け取り時間などを指定できる。そのヘルパーやデイサービス担当者が、指定した時間に店舗に商品を受け取りに行き、介護サービスを利用中の高齢者のもとへ届ける。

“3方よし”を実現する独自のビジネスモデル(出所:スリーフォレスト)
“3方よし”を実現する独自のビジネスモデル(出所:スリーフォレスト)
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 支払いは口座振替で、利用分が月ごとに引き落とされるため、食事を受け取る際に利用者が現金を用意しなくて済む。ヘルパーなどによる宅配代行の手数料は、スリーフォレストが外食企業から得る仲介手数料から支払われる形だ。そのため、利用者は手数料を負担することなく、店舗で食べるのと同じ価格で外食を楽しめる。被介護者だけでなく、介護施設職員もこの宅配サービスを利用可能だ。

 この仕組みでは、高齢者と外食企業、介護事業者のいずれもがメリットを感じられると三森氏は話す。「高齢者にとっては(スマートフォンを操作したり、本来の介護サービスには含まれていないサービスを頼んだりするという)ストレスを感じることなく、外食の味を手軽に楽しめる喜びがある。外食企業にとっては、宅配インフラを自ら持つことなく、低リスクで新たな顧客を開拓できる。介護事業者にとっては手数料収入が得られることに加え、施設職員への福利厚生にもなる」(三森氏)。スリーフォレストはこうしたビジネスモデルについて特許を申請しており、2018年半ばにも取得できる見込みという。