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3Dプリンター、歯科で3つの活用法

 今回使用する3Dプリンターは、ストラタシス・ジャパンが提供する「Objet500 Dental Selection」である。同社の3Dプリンターは既に米国でアライナーの製作に活用されているが、「国内では初めての事例」とストラタシス・ジャパン 代表取締役社長の片山浩晶氏は語る。

ストラタシス・ジャパン 代表取締役社長の片山浩晶氏
ストラタシス・ジャパン 代表取締役社長の片山浩晶氏
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 歯科領域における3Dプリンターの活用法は、大きく3つあると片山氏は見る。(1)差し歯や入れ歯の製作、(2)インプラント用のサージカル・ガイドの製作、そして今回の(3)歯科矯正用アライナーの製作、である。(3)の領域に着目した理由を、同氏は「諸外国に遅れをとっているが、産業として最も伸びが期待できる分野だ」と説明する。