今後は電子カルテとの連携も
今後、インテグリティ・ヘルスケアは患者情報の取り込みにとどまらず、レセプトシステムとの連携強化や、電子カルテとの連携なども進めたい考え。「YaDocを単体ではなく、電子カルテやレセプトと連携させた形で展開していきたい。そのための環境を整えていく」(インテグリティ・ヘルスケアの園田氏)。
YaDocは、オンライン問診とオンライン診察、モニタリングという3つの機能を通じ、かかりつけ医の機能強化や診療の質向上を図るシステム。インテグリティ・ヘルスケアは2017年度、YaDocを用いたオンライン診療の実証事業を福岡市や福岡市医師会と実施し、2018年1月にYaDocの商用サービスを開始した(関連記事2、同3)。