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 神戸市に本社を置く異業種2社がタッグを組み、次世代の手術支援ロボットの開発を加速させている。狙うは「ポスト・ダビンチ」。手術支援ロボット市場を独占し、適用疾患も広がっている米Intuitive Surgical社の「da Vinci Surgical System(通称:ダビンチ)」の牙城を切り崩そうと、2019年の発売を目指している(関連記事1)。

 手を組んだ2社は、検体検査装置大手のシスメックスと、航空機・船舶・産業用ロボットなどを手掛ける川崎重工業。医療用ロボットの事業化に向けた合弁会社「メディカロイド」を2013年に設立し、2015年4月に増資して本格的に製品開発を始めた(同2)。

浅野氏の講演の様子
浅野氏の講演の様子
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 「2016 ワールド・アライアンス・フォーラム ITあわじ会議」(2016年3月25~26日、淡路市)では、メディカロイド 代表取締役副社長の浅野薫氏(シスメックス 取締役常務執行役員)が登壇。「医療用ロボット開発への挑戦」と題し、同社の取り組みを紹介した。

 「2社のノウハウを応用すれば、医療用ロボットに挑戦できる素地がある。そう考えて参入した」。メディカロイド立ち上げの背景を、浅野氏はこう語る。医療用ロボットの開発につながる2社のノウハウとはどのようなものか――。