海外とのハブを築く
LINK-Jは、ライフサイエンス領域で先行する海外の大学や機関とも積極的に連携していくという。既にカリフォルニア大学 サンディエゴ校(UCサンディエゴ)と、サンディエゴを拠点とするライフサイエンス団体「BIOCOM」との連携が決定している。人材交流や情報交換を通じて、相互連携を図る狙いだ。
カリフォルニア大学 サンディエゴ校 工学部長 大学院長のAlbert P. Pisano氏は、発表会に次のようなビデオコメントを寄せた。「UCサンディエゴは日本橋ライフサイエンスビルにオフィスを構えた。日本橋が日本とサンディエゴのビジネスおよびイノベーション・エコシステムをつなぐハブになることを期待している」。BIOCOM 理事長のJoseph D. Panetta氏もビデオコメントで、「日本のライフサイエンス企業が成功するために必要な、リソースや専門知識を提供していきたい」と述べた。LINK-Jは今後、国内外を問わず、多くのライフサイエンスクラスターとの提携を目指すという。