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全社の成長を牽引するヘルスケア事業

 山田氏は、今後の経営計画についても言及した。同社は、2017~2020年の4年間の中期経営計画「Value Generation 2.0(VG2.0)」を打ち立てており、2020年には売上高1兆円、営業利益1000億円を達成することを目指している。それに向け2018年度には、売上高9000億円(2017年度は8600億円)、営業利益930憶円(同859億円)を目標に掲げた。

オムロン 代表取締役社長 CEOの山田義仁氏
オムロン 代表取締役社長 CEOの山田義仁氏
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 VG2.0の軸になっているのは、山田氏が代表取締役に就任した2011年から掲げている10年間の長期経営ビジョン「Value Generation 2020(VG2020)」である。2011年度に比べて2017年度は売上高が1.4倍、売上総利益率は+4.8%を記録し、「オムロンの企業価値は大きく向上した」と山田氏は強調した。

 こうした成長を大きくけん引している事業の一つが、ヘルスケア事業だという。オムロン全社の2017年度の実績は、前年度と比べて売上高+6%、営業利益+27%だったのに対し、ヘルスケア事業は売上高+11%、営業利益+31%だった。この数字からも、ヘルスケア事業の存在感がうかがえる。2018年度のヘルスケア事業の売上高は、2017年度の1085億円から1190億円まで引き上げることを目指している。

■変更履歴
記事初出時、「現在、FDA(米食品医薬品局)の認可を申請中で、2018年度中に米国で発売することを目指している」とあったのは、「2018年度中にFDA(米食品医薬品局)の認可を取得し、米国で発売することを目指している」でした。お詫びして訂正します。記事は修正済みです。