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 インターネットから検査を申し込み、郵送されてくる検査キットを使って被検者が自ら採血。検体や使用済みキットを返送して、約1週間後に結果をインターネット経由で閲覧できるというKDDIの「スマホdeドック」。指先から約2滴分(0.065mL)の血液を採取するだけで、中性脂肪や血糖値、総タンパク、尿酸など14項目の検査結果が得られる。

スマホdeドックの検査結果画面をタブレット端末に表示した様子
スマホdeドックの検査結果画面をタブレット端末に表示した様子
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 このスマホdeドックの自治体・健康保険組合向け事業について、KDDIは2015年10月7日、中間報告を行った。実証の結果、日頃から健康に不安がある人が検査を受ける傾向にあり、検査結果に問題があった人の3人に1人は病院へ行ったことが分かったという。また、健康診断を受けずにいた人にも、手軽さが受け入れられて「一定のアプローチができた」(KDDI 新規ビジネス推進本部 担当部長の岩崎昭夫氏)とする。

 個人向けには2015年8月からサービスを開始しており、価格は4980円。KDDIは2016年度から自治体や健保向けにサービスを販売する計画で、2015年4月から実証事業に取り組んできた。

 実証事業では、KDDIが費用を負担し、20自治体、3健保のそれぞれの保健事業として、特定健康診査の対象になる前の世代や、対象でありながら過去3年または5年にわたって未受診の人を対象に、スマホdeドックを実施した。検査の前後に普段の生活や健康診断などに関するアンケートも行った。検査結果データは各自治体、健保に提供し、結果が悪かった人に対して、自治体や健保から受診勧奨や生活改善アドバイスをした。