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友愛メディカルがMEDLLECTに着目したワケ

友愛メディカル 常務取締役 薬剤師の玉井典子氏
友愛メディカル 常務取締役 薬剤師の玉井典子氏
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 1988年設立の友愛メディカルは、千葉県内の20店舗をはじめ、茨城県に5店舗、東京都・埼玉県・長野県にそれぞれ1店舗の保険薬局を運営。薬剤師約170人を含む従業員約240人を擁し、処方箋の応需数は月間5万枚に及ぶ。「設立当初から『地域医療に貢献する薬局』を標榜し、安全・安心を提供できる薬局、(患者・医師から)信頼される薬剤師を育てることを主眼に置いて展開してきた」(常務取締役 薬剤師の玉井典子氏)。

 薬剤師による在宅医療への参画も積極的だ。20年前から取り組み、現在14店舗で約400人の在宅患者に応じた調剤や薬歴管理、服薬指導を徹底している。「かかりつけ薬局、在宅医療への対応など、今の調剤薬局に求められる機能において先駆的に取り組み、一歩リードしてきた」(玉井氏)と自負する。

 一方、薬剤師の資質向上を目指す取り組みにも力を入れている。例えば、1999年10月に千葉県北西部の東葛地域で「東葛薬学研究会」を発足、医師・専門薬剤師・大学教授を招いてのケーススタディー、最新の治療や薬剤の知識・情報収集などの勉強会を定期的に開催している。また、日本薬剤師会学術大会、日本医療薬学年会で毎年学会発表を行うなど、薬剤師自ら積極的に研究発表に取り組んでいるという。

パーティションで区切られた投薬カウンター
パーティションで区切られた投薬カウンター
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 友愛メディカルの店舗は駅前ビルだったり、住宅街の片隅だったりと立地はさまざまだが、全店舗で共通しているのが、パーティションで区切られた投薬カウンターを設置していること。患者へのカウンセリングを重視した投薬を徹底しているためで、睡眠・食事などの生活状況の把握や相談、それに基づいた服薬指導を展開し、適正な服薬とアドヒアランスの向上に努めているという。

 「適正な服用があってこそ薬効が期待できる。しかしながら、患者はそれぞれに指示通りに服用できない背景を山のように抱えている。その1つひとつを薬剤師が把握し、服薬コンプライアンスを上げる指導や処方変更を提案し、ベターな服薬環境を作っていくことが重要。そのために患者としっかりコミュニケーションを取り、カウンセリングすることは非常に大切」と玉井氏は強調する。

 友愛メディカルがMEDLLECTに着目したのは、服薬の実体を正確に把握できるのではないかという期待からだ。同社ではこれまで、在宅医療患者に対する飲み忘れ防止・服薬の適正化は、オリジナルの服薬カレンダーを導入し、訪問薬剤師が服薬をチェックしながら確実に服用できるよう徹底してきた。しかし、外来ではカウンセリングに努めながらも、聞き取りでは実際の服用状況をなかなか把握しきれないのが実情だったという。

 「MEDLLECTが画期的だと思ったのは、服薬時間、タイミングがデータとして収集できること。問診による服薬状況確認とは違ったアプローチの仕方が可能になるのではないかと考えた。朝食後の服用といっても、その患者の朝食時間はどうなのか。あるいは、昼食後の飲み忘れが多いのはどのような背景があるのか。こうした患者の生活パターンと服薬状況の関連性が見えれば、より患者に合った指導が可能になる」(玉井氏)。