PR

なぜキユーピーが医療機器を手掛けるのか

 同社執行役員の高宮満氏は、都内で開催した記者発表で「なぜマヨネーズのキユーピーが医療機器を手掛けるのか」と切り出して参入への経緯を説明した。キユーピーは1985年にマヨネーズの原料の卵を生む鶏のトサカから抽出したヒアルロン酸の製造を始めた。

参入する医療機器の分野
参入する医療機器の分野
[画像のクリックで拡大表示]

 その後、2004年から同じくマヨネーズの原料である食酢の発酵技術を活用した製法で、良質なヒアルロン酸を大量に生産することが可能になった。今では医薬品や化粧品、食品など幅広い分野で使われているという。

新たなビジネスモデルに挑戦する
新たなビジネスモデルに挑戦する
[画像のクリックで拡大表示]

 これまで培ってきたノウハウを活用して、新たなビジネスとして医療機器の領域を目指した。2015年にプロジェクトを立ち上げ、3年がかりでケイスマートを開発した。事業化に際して「食品分野には強いが、医療機器の分野ではそれほど強くない」(高宮氏)として、医療機器を専門とする製造業者と販売業者と組むビジネスモデルを構築した。