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心電図が測定できる血圧計も開発へ

 しかし、家庭用の心電計は「まだ一般家庭に普及しているとはいえない」と足達氏は言う。そこで同社が現在開発を進めているのが、心電計付き血圧計だ。血圧計本体の両端に電極を搭載しており、両手の指先で触れると、心電図を記録することができる。

 血圧計に搭載したのは、「高血圧と心房細動が相互に関係しているから」と足達氏は言う。既に毎日血圧を測定する習慣のある高血圧の患者に心電図も計ってもらうことで、心電図の測定頻度を上げて心房細動を早期に発見することを期待しているという。

 医療機関用の心電計とは違い、家庭用心電計はこれから拡大が期待できる市場だと足達氏は考えている。まずは、心電図を測定する意義などを認知してもらうため、「啓蒙活動も含めて普及に力を入れたい」と同氏は意気込む。

 家庭用心電計の市場はどう変化するのか、目が離せない。

■変更履歴
記事初出時、オムロン ヘルスケアの足達大樹氏の肩書きで「商品事業統括部」とあったのは「商品事業統轄部」でした。また、携帯型心電計の使い方で「両手で本体を持って」とあったのは「片手で本体を持って」でした。お詫びして訂正します。記事は修正済みです。