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スマホアプリに実装

 徳野氏らは「喜」「怒」「悲」「平常」「興奮」という感情の5分類を、「喜」「怒」「悲」に強くかかわる「快活度」と、「平常」「興奮」に強くかかわる「くつろぎ度」に集約。これら二つの指標に基づき、心の元気さ(うつではない程度)を示す「元気圧」を算出するアルゴリズムを開発した。

 このアルゴリズムを「MIMOSYS」と呼ぶスマートフォンアプリに実装。スマートフォンにインストールして通話をするだけで、「元気圧」を自動計測できるようにした。過去からの時系列の変化も確認できる。

 レンジャー訓練の前後や途中の自衛官を対象に同アプリの精度検証を実施。うつ傾向の被験者と健康な被験者の結果に、有意な差があることを明らかにした。元気圧の平均やばらつきを考慮することで、特異度(健康な人をうつ傾向と判定しない精度)も向上させた。