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病院内で迷う患者を減らす

 (2)の院内ナビゲーションシステムは、広い病院内で患者が道に迷わないようにするためのもの。東京慈恵会医科大学付属病院がジェナと共同で開発を進めている。発表会では、患者のスマートフォンを使用するものと人型ロボット「Pepper」が道案内をするものの2種を紹介した。

ジェナ 代表取締役社長の手塚康夫氏
ジェナ 代表取締役社長の手塚康夫氏
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 患者のスマートフォンを使用する場合、外来病棟に配置したビーコンを使用して、利用者の位置情報や目的地までのルート情報を(1)のMyHOSPITALを通じて提供する。この際、“歩きスマホ”を防ぐため、「利用者が歩いている時はナビゲーション機能を使用できないようにした」(ジェナ 代表取締役社長の手塚康夫氏)。車いす利用者にはバリアフリーのルートにするなど、利用者に合わせた情報を提供する。

 Pepperを使用するシステムは、Pepperを米Microsoft社の「Surface Hub」(大型ディスプレイにWindows10コンピューターを実装したシステム)と組み合わせる。目的地をPepperに伝えると、Surface Hubのパノラマ映像とPepperの音声による案内が始まる。もともとスマートフォンを使ったナビゲーションシステムを開発していたが、「いろいろな人によりわかりやすく伝えるためにPepperを使用したナビゲーションも併用できれば」と手塚氏は期待を寄せた。

PepperとSurface Hubによる院内ナビゲーション