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ヘリポートで受け渡し

 今回のプロジェクトでは、高血圧や糖尿病の患者に自宅で日常的に血圧や血糖値を測ってもらい、遠方の医師がこれをモニタリングする。薬が効いて状態が安定しているケースでは、タブレット端末などで遠隔診療を実施し、院内薬局で処方箋を出して調剤することを想定する。

 さらに、処方箋と医薬品をドローンで市内のヘリポート(ドクターヘリのランデブーポイント)まで配送。患者がここで医薬品を受け取れるようにする。通院の負担を軽減することで治療が中断しないようにし、疾患の重症化予防や医療費削減につなげる。

 こうした仕組みの構築に向けて、「端末メーカーや医療機器メーカー、IT関連企業などと協業に向けた話を進めている」(岡本氏)。実証実験は八鹿病院に通院中の患者、数十人を対象とする予定。今回のスキームの安全性や有効性、治療中断率の改善効果などを検証する計画だ。