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診療台サイドでiPadに入力

 ひで歯科クリニックでは、保険診療についてはカルテ作成からレセプト業務まで一貫して行える歯科専用電子カルテの「iQalte」(プラネット製)を導入している。FileMakerをプラットフォームに開発・導入した医院運営支援システムは、自費診療の患者管理や業務管理を目的としたものである。

医院運営支援システムのメニュー画面。左側の項目は管理者用メニュー。
医院運営支援システムのメニュー画面。左側の項目は管理者用メニュー。
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 「開業前に勤務していた大阪の歯科クリニックでは、FileMakerを用いたシステムを運用しており、非常に便利でした。今回開発した医院運営支援システムの原型は、先輩の歯科クリニックで運用されていたFileMakerによるシステムです。見学した際にその機能の良さに感銘し、同じ会社にぜひ同様のシステムを構築してほしいと依頼しました」(松本氏)というのが、開発の経緯だ。

 過去に勤務していた歯科クリニックのFileMakerシステムは、スタッフ管理機能が充実していた。「スタッフの日々の業務報告に対して、歯科医師が毎日コメントやアドバイスを返したり、スタッフの不満を汲み取ったりする仕組みは、施設運営に不可欠と考えていました。報告書を必ず読んでコメントすることによって、スタッフのモチベーション維持につなげるための仕組みです」(松本氏)

 開発を依頼した会社は、医療関係者の業務効率化コンサルティングや開業・継承支援などのコンサルティングを主業務とし、業務効率化の一環としてICTシステム開発を手掛ける一般社団法人である。

 松本氏は、診察室の歯科治療台や受付の周囲をスッキリさせるため、PCを置きたくないという考えがあった。iQalteはMacintosh をサーバーとし、iPadをクライアント端末としており、開発したFileMakerによる医院運営支援システムもMacOSベースなので、カウンセリングルームと院長室を除いて、すべてiPadやMacBook Airなどで運用できるようにした。

カウンセリングルームと院長室を除き、診察室の歯科治療台のチェアサイドではiPad、受付ではiPadやMacBook Airを利用
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カウンセリングルームと院長室を除き、診察室の歯科治療台のチェアサイドではiPad、受付ではiPadやMacBook Airを利用
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カウンセリングルームと院長室を除き、診察室の歯科治療台のチェアサイドではiPad、受付ではiPadやMacBook Airを利用