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スープとアプリで野菜摂取促す

 続いては社会人部門。最初に、AWCLE代表取締役の遠藤ちひろ氏が登壇した。

 同社が提供するのは「VEGEPLAN(べジプラン)」と名付けたサービスである。「日本人の95%は栄養バランスが崩れている」(遠藤氏)ことに着目。野菜スープと専用アプリを通じて日々の野菜摂取を促し、健康を支援する「食ジム」のサービスだ。

 利用者はまず、普段の食事で脂質や糖質を摂取しすぎていないかなどを問う「バーチャル健康診断」をスマートフォンアプリ上で受け、ランチコース/間食コースなどの利用コースを決める。次に、摂取する野菜スープと機能性別おにぎりを選ぶ。

AWCLE代表取締役の遠藤ちひろ氏
AWCLE代表取締役の遠藤ちひろ氏
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 野菜スープは、ベースとなるスープにかぼちゃやにんじん、とうもろこしなど野菜のパウダーを混ぜて飲むもの。動物性油や化学調味料を使っておらず、1杯(約230g)で1日に必要な野菜の2/3を摂取できる。体調に合わせたトッピングを添えることも可能。機能性別おにぎりは、玄米や雑穀米をベースに「免疫力×疲労回復対策」「血糖値×抗酸化対策」といった目的別に機能を調整している。野菜スープと機能性別おにぎりを合わせて食べることで、一食分ほどの満腹感が得られるという。

 ターゲットは、いわゆる未病対策の市場。例えば5000億円規模の国内野菜飲料市場のうち15%を、2025年に同社のサービスで置き換えることを狙う。主にランチとして食べてもらうことを想定するが、「間食や夜食の代わりにもなる」(遠藤氏)。

 企業のオフィスなどに“無人コンビニ”のような形でサービスを提供する計画で、IT企業を中心に顧客開拓を進めている。シャープの営業チームとも協力しており、電子レンジや冷蔵庫の供給で協力を仰ぐ。2018年12月までに100社への導入を目指すという。

 このほか、「ドラッグストアやスポーツジムなどに向けるBtoB、病院や学校などに向けるBtoP、一般消費者に向けるBtoCなど、さまざまなサービス形態を検討していく」(遠藤氏)。健康増進効果を明らかにする取り組みとして、シャープが開発したAGEs(終末糖化産物)センサを活用することも計画している(関連記事2)。