P&Gは光ってしゃべる化粧水容器
「Congratulations!」毎日使い続けると、化粧水のビンが自分をほめてくれる――。米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、容器のフタにBluetooth通信機能やLEDなどを内蔵し、スマートフォンやスピーカーと連動する化粧水容器をCES 2019で発表した。日本発のブランド「SK-II」の化粧品での利用を想定したもので、実用化は未定とする。
化粧水などは効果を発揮するために1日2回、毎日使い続けることを推奨している。従来は売り場で強調するにとどまっていたが、今後は販売だけでなく利用時のサービスが重要になるとして、今回の容器を開発したとする。
設定した朝晩の利用時刻になると、LEDが点灯してビン全体が光って利用を促す。開閉検知センサー(スイッチ)でフタの開閉を検知すると「疲れたときもちゃんとSK-IIを使えば大丈夫だよ」といったメッセージがスピーカー経由で流れ、 “癒やしの青”や“応援の赤”といったように内容に合わせた色のLEDが点灯する(日経 xTECHの詳細記事)。