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医療の実態との間にギャップ

 メディカル・データ・ビジョンは2016年5月10日、保険業界を対象とする「第1回 インシュアランスマーケティング研究会」を東京都内で開催。研究会の主旨や、診療統計データの保険商品開発への活用の考え方について説明した。

メディカル・データ・ビジョンの本多功征氏
メディカル・データ・ビジョンの本多功征氏
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 同社は、データベース活用の出口の1つを“コンシューマーヘルスケア”に置く。2015年からは「一般用(OTC)医薬品メーカーへのマーケティングデータソースとして活用し始めた」(メディカル・データ・ビジョン 開発営業部 コンシューマーヘルスケアユニット長 マネージャの本多功征氏)。そして2016年1月からは、保険業界向けの活用に乗りだした。同年3月、保険業界向けのレポート「Medical Trend Report for インシュアランス」を発刊している。

 医療業界では目下、医療費削減に向けた医療提供体制の見直しが進んでいる。これに伴い、入院日数が従来よりも短くなったり、1日当たりの医療費が増加したりする傾向にある。こうした実態と「現行の保険にギャップがあるのではないか」(本多氏)と同社は見る。このギャップは、新しい保険商品開発の機会を生むという点で「保険会社にとってはチャンス」(同氏)でもある。