土地貸し、借地、リースも

 2カ所目は、豊岡市日高町堀の市有地を民間の発電事業者に貸し、出力約580kWの太陽光発電所を導入した。発電事業者はカネカで、2014年1月に売電を開始した「カネカ堀ソーラー発電所」である。

 3カ所目は、豊岡市上佐野にあるコウノトリ但馬空港の隣接地に立地する。出力約677kWの「コウノトリ但馬空港地場ソーラー」である(図7)。2014年3月に竣工した。

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図7●コウノトリ但馬空港の隣接地に立地
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図7●コウノトリ但馬空港の隣接地に立地
発電設備はリースとした(出所:豊岡市)

 この太陽光発電所は、1カ所目の山宮の案件と同じように、豊岡市が発電事業者だが、土地は兵庫県から無償で借り、発電設備はリースとした。リースは、但馬銀行の子会社の但銀リース、但馬信用金庫の子会社の同栄商事と、いずれも豊岡市に本社を置く金融機関が担った。こうしたスキームを、豊岡市では「産官金」のモデルと位置付けている。