基礎や架台、太陽光パネルの選定や設置方法は、山宮の第2期と同じだが、太陽光パネルは防眩仕様を採用した。滑走路に近いことから、カバーガラスの反射によって、航空機のパイロットの視認性に影響が及ばないようにした。

 また、非常時には自立運転でき、発電所のフェンスに取り付けたコンセントから、地域の住民などが充電できるようにした(図8)。PCSの出力は511kWで、売電用のみの出力250kW機が2台、売電と自立運転を切り替えられる出力5.5kW機を2台、導入した。出力250kW機はダイヘン製、出力5.5kW機はオムロン製を採用した。

図8●非常時には、発電所のフェンスに取り付けたコンセントから充電できる
図8●非常時には、発電所のフェンスに取り付けたコンセントから充電できる
自立運転も可能に(出所:日経BP)
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 発電量の予測には、但馬空港隣接地の案件から、積雪の実績を反映させる「積雪係数」を加えた。

 設計はカネカ、施工を九電工に委託した。売電価格は36円/kWh(税抜き)で、投資額は3億9200万円となっている。