土木の強みが生きる不具合パネルの表示

 土木への応用で培った知見が生きているのは、不具合を生じている太陽光パネルの位置の表示という。

 温度分布の空撮画像を使い、不具合の可能性が高いパネルの位置や、推定される不具合の種類を、太陽光発電所の平面図上に表示する。これを「オルソモザイク図」と呼び、不具合パネルの位置や種類がひと目でわかる(図2)。

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図2●土木関連で多く使われている「オルソモザイク図」
図2●土木関連で多く使われている「オルソモザイク図」
(出所:昭建)
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 「オルソモザイク図」は、土木関連で多く使われている手法という。多くの枚数の空撮画像間の位置ズレをなくし、地図と同様、真上から見たように、傾きがなく、正しい大きさや位置に表示する。ドローンで空撮した画像を、点群処理用の「SfM」と呼ばれるソフトウェアを使って処理し、作成する。

 同社によるドローンを使った太陽光パネルの点検では、この「オルソモザイク図」に、発電所の北端側から数えたアレイ(太陽光パネルを架台に固定する単位)の位置番号を付記した上で、不具合の可能性が高いパネルの位置と、不具合の種類を色分けして示す(図3)。

図3●不具合パネルの位置と不具合の種類も「オルソモザイク図」に表示
図3●不具合パネルの位置と不具合の種類も「オルソモザイク図」に表示
(出所:昭建)
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