パネルの下は刈らない
出力約2.5MWの「津メガソーラー杜の街」(三重県津市河芸町杜の街)の敷地内を、乗用型草刈機を使って除草する様子を取材した(動画2)。
2台の乗用型草刈機を使い、1日で除草を終えた。
メガソーラーの敷地面積は約3.8haで、1万5552枚の太陽光パネル(ソーラーフロンティア製)が並んでいる。2013年11月に運転を開始しており、最初の年は除草するほど草が伸びなかったものの、2014年初夏以降、2シーズンにわたり、除草を続けている。
乗用型で刈っているのは、パネルの列間や、フェンスとの間の空き地に伸びている雑草である。
パネルの下の雑草は、刈らない。発電事業者によっては、パネル下の雑草も刈るが、三交不動産の場合、太陽光が遮られているためにそれほど伸びないこともあり、刈る必要を感じていないとしている。
パネルの下から草が伸び、パネル間の隙間や、最前列の前に回り込んでパネル上に顔をのぞかせた場合、パネルの下側から鎌などで刈っている。