シャフト駆動機構は、正確に回転刃の高さを上げられるなど、安定した草刈りを実現できることで知られる。しかし、小型の車体に収めるには、高さ方向の寸法が大きくなってしまう課題がある。そこで同社では、独自のシャフト駆動機構を開発し、この課題を克服した。
一般的な乗用型草刈機では、ベルト駆動を採用していることが多い。この方式は、回転刃の高さを上げた場合、高さ位置がズレたり、動力伝達のロスなど課題があり、回転刃の上下動の幅は限られる。
回転刃の高さは、走行しながらボタンで簡単に上下できる。日立市のメガソーラーでは、O&Mを担当する企業の担当者などが、操作の説明を受けると、すぐに走り回り、人の背よりも高い雑草を刈り込んでいた(動画4)。