メガソーラーでは、粉塵が多くなることも課題だった。エンジンの焼きつきなどにつながる恐れもあるため、エンジンにサイクロン式のエアクリーナーを追加した(図5)。

図5●サイクロン式のエアクリーナー
図5●サイクロン式のエアクリーナー
メガソーラーに多い粉塵対策。エンジンの焼きつきを防ぐ(出所:筑水キャニコム)
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 このほかにも、さまざまな要望が集まってきている。例えば、ロボット掃除機「ルンバ」のように、敷地内を自動走行して雑草を刈れないか、石や地面に置いた構造物を巻き込まないように、一時的にでもさらに回転刃の高さを上げられないか──などである。

 太陽光発電所で使う際の留意点として、回転刃が回る方向を知った使い方を挙げている。回転刃は右方向に回るため、地面に石が多く、回転刃に巻き込んで、万が一、外に飛び出すことがあっても、太陽光パネルとの位置を考慮して使うことで、パネルの損傷を防げる可能性がある。

 また、敷地内に境界を示す石柱などがある場合、目印を立てておくことで、不要な巻き込みを防げるといった助言をしている。

 使用後には、エアクリーナーのフィルターを清掃したり、回転刃についた土や泥の除去といった手入れが必要となる。月に1回、オイルを交換し、年に1回、購入元に点検を依頼してほしいという。

 太陽光発電所向けの工夫を盛り込んだ「家族のまさお」の希望小売価格は約150万円(税込み)で、法定耐用は5年としている。果樹園では10年間使われていることもあり、実使用では5~10年間が目安となりそうだ。