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台風9号で発電停止

 月次点検を取材したのは、茨城県笠間市にある出力約1.3MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所:図2)。子会社のサンテックエナジーディベロップメント(東京都新宿区)が開発し、完成後にSPC(特定目的会社)に譲渡している。売電価格は32円/kWh(税抜き)で、年間発電量は152.69万kWhを見込んでいる。

図2●茨城県笠間市にある出力約1.3MWのメガソーラー
図2●茨城県笠間市にある出力約1.3MWのメガソーラー
サンテックパワージャパンがO&Mを受託している(出所:サンテックパワージャパン)
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 休耕地を農地転用した。敷地面積は約1万9000m2となっている。

 取材日の2日前、8月23日には、関東に台風9号が上陸した(図3)。現地周辺も風雨が強くなり、発電所から見える場所でも、道路脇の木が倒れ、送電線に触れていたという。ただ、送電は止まっていなかった。この送電線に、メガソーラーが連系している。

図3●台風9号が関東に上陸した8月23日の発電量
図3●台風9号が関東に上陸した8月23日の発電量
PCSの安全機能が働き、14時ころまで発電していない。この遠隔監視システム(ドイツmeteo control社製)で発電停止を確認し、すぐに現地に駆け付け、再起動の手続きをとった(出所:サンテックパワージャパン)
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 メガソーラーでは、PCSの安全機能が働き、稼働停止した。すぐに遠隔監視・制御システムを通じて停止を把握し、北関東サービスセンターから電気主任技術者の資格を持つ社員が駆けつけた。現地の安全を確認するとともに、東京電力に電話で確認し、再投入の許可を得てPCSを再起動し、発電を再開した。