工期延長の合意を忘れずに

 「メガソーラー建設工事の音がうるさい!」「工事を中止せよ!」というクレームが入ることもあるでしょう。

 また、「工事中に反射光がひどい!」「工事を中止して工事方法を変更せよ!」というクレームが入ることもあります。

 まずは、近隣クレームに全く理由がない場合には、「工事は中止できません」と明確に述べ、工事を進行せざるを得ません。

 中途半端に工事を中止してしまうと、今度は工事を再開させるための大義名分が立たなければ、近隣住民は工事再開に納得しません。いったん工事を停めてしまうと、工事再開に際し、たいへんな労力を要することにもなりかねません。

 とは言っても、近隣とは極力、穏便に話し合いをしながら協調性を持った対応をしていきたいところです。

 そうすると、自ずと工事のスピードも緩めなければならず、必然的に当初想定した工期が延長となる可能性があります。

 ですから、まず、「近隣クレーム→工期延長」という流れについては、請負契約約款に規定した方が良いでしょう。

図4●近隣の環境団体から森林伐採などを批判されるケースも(出所:日経BP)
図4●近隣の環境団体から森林伐採などを批判されるケースも(出所:日経BP)
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