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――この先、どんな夢を描いていますか。

 まずは、仕事の幅をどんどん広げたいです。異分野の方とのコミュニケーションを求めて、いろいろな場に顔を出すようにしています。

 そして、メディカルイラストレーターを、これからの若い人が目指せるような職業として確立したい。医療分野に興味を持つ若いイラストレーターが集まる勉強会に顔を出したりしています。普段の仕事、例えば依頼主との契約の仕方や契約金額についても、メディカルイラストレーターの地位の確立ということはすごく意識していますね。

 自分の仕事を教育に役立てたいという気持ちも強くあります。家に4歳の子供がいるのですが、自分の体のことに関心を持ち始める年齢なんです。口から入れた食べ物がどこを通っていくとか、おしっこはどこで作られるとか。

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 子供達に、体のことに興味を持ってもらう手段としてイラストが使えるのではないか。例えば、イラストを教育イベントに活用したり、教育用モバイルアプリにしたりできないか、なんてことを考えています。

 母親である私がこんな仕事をしているので、家にも血まみれの臓器の画像とか、そういうものが転がっていたりして。教育上あまりよくないのですが、子供は案外平気みたいです。私の仕事にもすごく興味を持っている。子供がよくアンパンマンの絵なんかを描くんですけど、ふと見ると描いてるんですよ。「心臓」を(笑)。