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――介護エンターテイナーとして、どのようなことをしていますか。

 現在は、介護に関するイベントで、エンターテインメントを取り入れたリハビリテーションやレクリエーションを、セミナーや講演、動画配信などの方法を使って発信しています。

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 週に3~4日、大阪府にあるデイケア(通所リハビリテーション)施設で作業療法士として働いている他、全国の介護施設にもボランティアとして駆け付けています。さまざまな施設に行くと、「利用者があんなに笑ってくれるとは思わなかった」「リハビリテーションに積極的ではなかった〇〇さんがあんなに体を動かしてくれるなんて」という感想をいただきます。とても嬉しい瞬間です。

 もともと地元の富山県で作業療法士として働いていましたが、幼い頃から抱いていた「お笑い芸人になりたい」という夢を諦めきれず、吉本興業が運営するNSC(吉本総合芸能学院)大阪校で1年間お笑いを学びました。卒業後はアマチュア芸人として舞台に立ちながら、デイケア(通所リハビリテーション)の施設で働いていました。

 24歳でお笑い芸人になり、お笑い芸人として舞台に立ちながら作業療法士として働く日々を送っていました。“二足の草鞋”と言えば聞こえは良いですが、当時はどちらの仕事も中途半端な状態で、日々悶々としていました。そんな状況を打破するために30歳のときに、自らの肩書きを「介護エンターテイナー」と名乗ることにしました。以来、エンターテインメントを取り入れたリハビリテーションやレクリエーションを広めるための活動を行っています。