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――ソニッケアー1つをとっても、あらゆる可能性が広がるというわけですね。

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 その通りです。我々はキッチン製品も手がけていますから、仮にそれらの製品がすべて連携してくると、生活習慣ががらりと変わることも考えられます。そこに多種多様な業界とのエコシステムを構築し、循環させていくことが目標です。つまり、医療ソリューションのインフラと従来のインフラをうまくマッチングさせ、シナジーを生み出すことを狙っています。これはフィリップスが非常に得意とするところなのです。

 これまでの事業者は、ヘルスケアプロセスの“点”でソリューションを提供しており、横断的な取り組みはほとんどありませんでした。フィリップスの役割は、その“間”を取り持つことです。我々は、予防や治療、診断、在宅ケアまで一連のヘルスケアプロセスに関わっています。このプロセスのハブとなって、さまざまなものをすべてつなげていく予定です。そして、それらを1つのトータルパッケージとして提供することにより、新たな価値を創造していく考えです。

――エコシステムを構築するパートナーは、どのような相手をイメージすれば良いですか。

 エコシステムのパートナーは、IT企業だけに限りません。例えば、病理研究用の細胞は、どう頑張ってもネットワーク上では運搬することはできません。その場合は、物流企業とタッグを組んで効率化を図り、場合によっては研究センターの場所も考慮してサービスを提供する必要があります。

 このように我々の目指すプラットフォームは、さまざまな産業が関連し、多様な要素が組み合わさる数多くのパターンが考えられます。プラットフォームをパズルのように何通りか用意しておき、その組み合わせによってフレキシブルに対応できるようにするのが理想です。