PR

自分たちの商品でお客を呼びたい

[画像のクリックで拡大表示]

 ですから、メーカーとして、自分たちの商品でユーザーを呼び、そして自分たちで価格を決める。かつてのアーケードゲーム事業では当たり前だったそんな状況を再び作り出す必要がありました。

 幸いにも、バンダイナムコグループには、ガンダムやドラゴンボールなどの強いIPでビデオゲームを制作するノウハウやチーム、アーケードゲームで利用するメカ技術のノウハウがある。しかも、ナムコはアミューズメント施設を運営しており、出口となるオペレーターとしての側面があります。

 だから全部自前でやって、アーケードゲーム事業を再び成長させよう。そう考えてVR事業を始めました。ただし、今後もしばらく進化し続ける見込みのVR用HMDだけは、手掛けないことにして、専業メーカーに任せることにしました。逆を言うとそれ以外はすべて自分たちで手掛けるつもりです。その結果、VRタイプのアーケードゲーム機の中身や価格、ターゲット(ユーザー層)も決める。そう考えて始めたのが、VRアクティビティーの事業です。

 VRアクティビティー事業のような、前例のない新規事業を立ち上げるのは大変です。まず、社長や役員などの経営陣を説得し、ゴーサインを得るのが大きなハードルです。説得するのに当たり重要なのは、分かりやすい事業計画と過去の実績です。