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ビジネスプランは5段階

 私は、VRアクティビティーを始めるにあたり、5段階のビジネスプランを作りました。まずVRで集客できることを証明し、次にまとまった収益を上げられることを証明する。その後の段階については、現時点ではお話できませんが、各段階での目標を達成しながら事業を大きくしていく考えです。何より、アーケードゲームで培った体感ゲームのノウハウを生かせば、これまでにないエンターテインメントを他社に先駆けて実現できることを訴えました。

 こうした事業計画を経営陣に説明したところゴーサインが出た。当時は、スマートフォン向けゲームアプリなどを手掛ける「ネットワークコンテンツ事業(NE事業)」が好調で、新たな事業の芽に投資するだけの十分な体力があったことも、追い風になりました。

次回に続く
小山 順一朗氏 (こやま・じゅんいちろう)
小山 順一朗氏 (こやま・じゅんいちろう)
日本大学理工学部卒業後、1990年にナムコ(現・バンダイナムコエンターテインメント)入社。メカ技術者として体感ゲームの開発に従事。1992年には海外のVRの業務用ゲーム機「VIRTUALITY」を日本向けに展開。その後、VR開発本部でVR技術を追求し、「アルペンレーサー」などの体感マシンを中心に開発してきた。バーチャルアイドルをコンセプトにした「アイドルマスター」や、ドーム型スクリーンを利用した「機動戦士ガンダム 戦場の絆」など、新しいコンセプトの業務用ゲーム機に携わる。日本のVR業界では「コヤ所長」として知られる。
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