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――他の医療機器は手掛けないのでしょうか。

 実は大手の医療機器メーカーと共同で、視力や視野などを1台で測定できる検眼機を開発しています。網膜に映像を投影する技術を活用して、反射する光を検知するのです。我々の技術を使えば装置を小型化できます。

 レーザーアイウェアの開発に注目した先方に声をかけてもらいました。2019年3月末までには実証機を試作して医師などに意見を聞きたいと考えています。開発には時間がかかるため、実用化は2020年以降になりそうです。

――ベンチャーにとって医療機器の開発の難易度は高いですか。

 ベンチャーは優れた技術や構想があれば、人材や資金を集められる利点があります。企業や大学などと自在に連携できます。それらをうまく生かせれば医療機器の開発は可能です。ただし、すごくお金がかかるので大変だと思います。知名度や販売ルートがないことも課題に感じています。以前から各種の展示会で試作品を披露していますが、いまだに「こんな物があったのか」と驚かれることが多いのです。

(写真:加藤康)
(写真:加藤康)
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