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目次
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《日経Robo》Amazonが考える物流ロボへの期待
Amazon Robotics Challenge 2017 詳細報告【前編】
物流センターでのピッキング作業に現在のロボットはどの程度使えるのか─。この問いへの答えを模索し続ける米Amazon.comグループが、ピッキング自動化ロボットの国際競技会「Amazon Robotics Challenge(ARC) 2017」を開催した。今年はディープラーニングなど認識技術重視の方…
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《日経Robo》Amazonが日本の物流センターに初めてロボット導入、川崎拠点で数百台が稼働
米Amazon.com社が物流センター向けに内製したロボットを、ついに日本にも導入した(図1)。神奈川県川崎市に新設した拠点「アマゾン川崎FC(fulfillment center)で2016年12月から数百台のロボットが24時間体制で稼働している。Amazon社はなぜ今、ロボットを日本に導入したの…
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《日経Robo》最大270km離れたロボットの位置を直接把握、驚異のソニーのLPWA無線通信
ソニーが遠隔地にあるロボットの位置を把握する技術で、驚異的な成果を出した。ロボットやドローンなどに無線発信器を搭載。その信号を100kmほど離れた地点にある基地局(受信器)で受信し、ロボット位置を把握できる。従来技術の数倍以上もの長距離化を実現した点が最大のインパクトだ。特に大電力を使うわけでもなく…
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《日経Robo》キヤノンが取り組んだディープラーニング技術とは
画像認識や音声認識、自動翻訳、さらには画像や音声といった情報の生成にまで広がり始めているディープラーニング(深層学習)。そんな飛ぶ鳥を落とす勢いのディープラーニングが、今度は移動ロボットの中核領域にまで波及し始めた。LIDARやカメラなどのセンサ情報を基にロボットの自己位置を推定したり、周囲の環境地…
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《日経Robo》日本人が英国で創業したvisual SLAMベンチャー、単眼カメラ型のKudan
スマホのローリングシャッタなどにも対応
LIDARなどを使わず、通常の単眼RGBカメラのみを用いてロボットの自己位置推定や地図作成を実現する「単眼visual SLAM(vSLAM)」技術。英Dyson社の「Dyson 360 Eye」や米iRobot社の「Roomba(ルンバ)980」といったロボット掃除機に搭載され、民生品レベルで普…
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《日経Robo》LIDARはメカレスで50米ドル以下の激安に、フェーズドアレーに続き液晶光導波路方式が登場
レーザーで周囲の3次元形状を計測し、ロボットや自動運転車の“眼”の役割を果たすセンサ「LIDAR」。ロボットや自動運転車への社会からの期待の高まりに呼応して、LIDAR技術を巡る企業間の競争が一層活発になってきた。
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《日経Robo》ソニーが農業など向けマルチスペクトル画像センサ、独自構造で通常のイメージセンサ並みに低コスト化
ドローンを使った精密農業などに向けたセンサ「マルチスペクトルカメラ」を、イメージセンサ大手のソニーが開発した。半導体子会社であるソニーセミコンダクタソリューションズが2016年12月、試作品を公開した。ソニー系列のドローンベンチャーであるエアロセンスの機体に装着した形で披露した(図1)。
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《日経Robo》メカレスLIDARの技術開発と投資競争が激化、デンソーは米社に出資、MITはフェーズドアレー新版
ロボットの“眼”の役割を果たすセンサである「LIDAR」。レーザを照射して、周囲の3次元形状を把握するロボットの基幹センサだが、その開発・投資競争が活発になってきた。
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《日経Robo》PFNが世界に見せた最先端ディープラーニング技術、ピッキングロボ競技会で物体の把持位置推定にも
Amazon Picking Challenge 2016 詳細報告【後編】
2016年7月1日〜2日にドイツ・ライプツィヒにおいて、物流におけるピッキング作業を自動化することを目的としたロボット競技会「Amazon Picking Challenge」(APC)が開催された。
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《日経Robo》ロボットの行動生成にディープラーニング、CNNと強化学習で連続値ベースの運動が獲得可能に
画像認識や音声認識といったパターン認識で多大な成果を上げてきたニューラルネットワーク技術「ディープラーニング(深層学習)」。それが、いよいよロボットの行動生成(運動生成)にまで広がり始めた。
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《日経Robo》ファナックとPFNが工場の異常検知で世界初成果、生成モデル型ディープラーニングで事前知識不要に
ファナックとPreferred Networks(PFN)が2016年4月、製造業分野におけるディープラーニングの実用化に向けて革新的な技術成果を出した。
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《日経Robo》デンソーの“落ちにくい”ドローン、ロータに可変ピッチ採用し橋梁点検時にも安定に
車載部品メーカー大手のデンソーが、産業用ドローンに参入した。産業用ヘリコプターを手掛けるヒロボーと組み、橋梁などのインフラ点検向けドローンの試作機を開発した。
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《日経Robo》ロボットの“眼”、3次元LIDARに一大革新、メカレス実現の驚異のフェーズドアレー方式
ロボットの基幹センサであるLIDAR。あらゆる移動ロボットや自動運転車などに搭載され、レーザビームを周囲に照射しながら環境の3次元形状を取得するために使われている。米グーグルの自動運転車の天井部に付いている円筒形のセンサもLIDARだ。そんなロボットの“眼”の役割を果たすLIDARに、技術上の一大…
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《日経Robo》画像認識発のディープラーニング技術CNNが、音声認識にも流入、NTTが初適用し認識率世界1位
ディープラーニング技術の権威である米Facebook社のYann LeCun氏が考案し、現在、画像認識向けのディープラーニング技術として多大な成果を上げているニューラルネットワーク「CNN(convolutional neural network)」。本誌が前号でも報じたように、このCNNは最近で…
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《日経Robo》ファナック/PFNは能動学習、グーグルらはシミュレータ、ピッキングや把持の機械学習でラベル収集が焦点
ロボットでのバラ積み部品のピッキングや一般物体の把持に、ディープラーニングや強化学習などの学習手法を取り入れる試みが本格的になってきた。ファナックとPreferred Networks(PFN)、米Carnegie Mellon University(CMU)、米University of Cal…
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《日経Robo》SCHAFTの技術受け継ぎDRC出場の東大JAXON、初日転倒要因はオドメトリずれ、2日目はコネクタ不良
米グーグルが買収したロボットベンチャーのSCHAFT。その技術を受け継ぐヒューマノイドロボットの詳細が明らかになった。SCHAFT創業者らの出身である東京大学 稲葉・岡田研究室(JSK)が開発した「JAXON」だ。2015年6月に米国で開催された災害対応ロボットの国際競技会「DARPA Robot…
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《日経Robo》農業ドローンで取得できる豊富なデータとは、病害の進行や草丈、穂水分、葉の温度など多彩
農業における作物の管理や計測などに利用できると期待されているドローン。圃場の空撮に使えることは分かるものの、実際にどのようなデータを取得できるのかはあまり知られていない。
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《日経Robo》動画から人の心理状態を認識するロシアの技術、顔や頭の微小な動きを検知して不審者の発見も
2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えた日本では、会場でのテロなどの危険な犯罪行為を未然に防ぐシステムの構築が大きな課題となっている。それを受けて、多くの警備関連企業や研究機関がドローンを用いた警備システムや、警備ロボットなどの研究開発を進めている。
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《日経Robo》スイス名門大ETH発、知られざるドローンベンチャー、Rapyuta Roboticsが目指すクラウドロボティクス
インフラ点検や警備、農業・建設現場での計測などさまざまな領域で活用が期待されているドローン。その制御プラットフォームの業界標準を狙う注目のベンチャー企業がある。スイスRapyuta Robotics社だ。
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《日経Robo》ROSを基にした自動運転ベンチャーを名大が設立、Autowareサポやセンサ開発、点群3D地図配信へ
ロボット分野発祥のソフトウエア技術である「ROS(Robot Operating System)」が、自動運転分野にも広がりを見せている。名古屋大学大学院 情報科学研究科 准教授の加藤真平氏は、ROSを基にした自動運転関連のソフトウエアやセンサなどを手掛けるベンチャー企業「ティアフォー(Tier …