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目次
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《日経Robo》すべてのサービスロボットを支える存在に「今のロボットは賢くない」が創業の原点
Rapyuta Robotics共同創業者で代表取締役社長CEOのGajamohann Mohanarajah氏に、 同社の目指す方向性を聞いた。
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《日経Robo》MEMS技術で3次元LIDARが小型化、パイオニアや日本信号が相次ぎ投入
移動ロボットの基幹部品ともいえるLIDARの開発が活況を呈している。パイオニアと日本信号がそれぞれ、3次元(3D)LIDARの小型品を2015年9〜10月に相次いで発表した。コニカミノルタも2015年1月に独自開発品を発表、北陽電機も試作品の発売を開始するなど、ここにきて3D LIDARの市場に参…
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《日経Robo》映像から人の動作認識するディープラーニング手法、3次元CNNをFacebook社やNTTコムなどが実装
画像中に写っている物体のラベル(種類)を推定する「一般物体認識」など、画像認識分野で認識率の大幅な向上をもたらしたディープラーニング。画像認識に用いる場合は、CNN(convolutional neural network)という構造のディープニューラルネットワーク(DNN)を用いることが多い。
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《日経Robo》visual SLAMの採用がロボ掃除機で本格化、iRobot社とDyson社でオドメトリ利用に差も
地図のない屋内環境などでカメラ画像を基にロボットが自己位置を特定し、地図を作成する技術「visual SLAM」。これがロボット掃除機において、本格的に広がり始めた。ロボット掃除機最大手の米iRobot社がvisual SLAMを採用した機種「Roomba(ルンバ)980」を2015年10月に発売…
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《日経Robo》踏破性能が高いワーム型ロボットの実証実験、課題は制御とユーザーインタフェース
2015年9月17日、神奈川県消防学校の模擬がれき施設で奇妙な外見のロボットの実証実験が行われた。ロボットの全長は約4mで、大きなミミズのような形をしている。これがジワジワ前進し、地表から約80cmの高さにある「がれき」の中に、頭をゆっくりと挿入した。そして状況に応じて「体」を折り曲げながら、がれ…
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《日経Robo》IBMが時系列データ向きボルツマンマシンを開発、誤差逆伝播法より生物に近い神経回路網学習法
日本IBM 東京基礎研究所は、時系列データの扱いに向く新しいタイプのニューラルネットワークを考案した。ディープラーニング(深層学習)のブームの火付け役となったニューラルネットの一種である「ボルツマンマシン(マルコフ確率場)」を基にして、より時系列データを扱いやすくなるよう改変した。同社は「動的ボル…
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《日経Robo》CNTとリソで電気2重層キャパシタを大幅小型化、ロボットの駆動回路や電源回路の低背化に活路
ロボットのアクチュエータ駆動回路や電源回路に欠かせないコンデンサ。それを大幅に小型化できる要素技術を産業技術総合研究所が開発した。カーボンナノチューブ(CNT)を電極に利用した「CNT集積化マイクロキャパシタ(IEDC)」である。
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《日経Robo》Pepperの感情生成エンジン、実装はRNNを利用、7種の仮想的ホルモンの働きを模擬して喜怒哀楽
2015年9月末時点で累計販売台数が約4500台にも達した、ソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」。その「感情生成エンジン」の構成が明らかになった。Pepperは従来、画像認識などによりユーザーの感情を読み取る「感情認識エンジン」を搭載していたが、2015年6月に発売した一般向けモ…
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復権する油圧駆動ロボ、東芝が自社工場に投入、立命館大は油圧2足歩行ロボを全身力制御で実現
1980年代以降、長らく電動モータが主流だったロボット分野において、油圧駆動アクチュエータを再び見直す動きが出始めた。東芝は、自社開発した油圧駆動型の単腕5軸ロボットを自社工場に導入。ものづくりの現場で重量物の搬送に活用し始めた。油圧駆動の出力密度の高さを生かし、それほど大きくない筐体で200kgの…
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《日経Robo》摩擦抵抗が激減した保持器がない軸受、玉の公転速度を変えて間隔を保つ
「これは画期的。従来の常識を覆す製品だ」─。今、ロボット関連技術者たちの間で話題となっているモノがある。空スペースが開発した転がり軸受「ADB(Autonomous Decentralized Bearing:自律分散式転がり軸受)」だ。最大の特徴は、転動体の間隔を保つための保持器がないことである…
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《日経Robo》ドローンで地上のセンサに給電しデータ取得、災害状況の把握やインフラ点検への適用を狙う
ワイヤレス電力伝送実用化コンソーシアム(WiPoT)、京都大学、ミニサーベイヤーコンソーシアム、自律制御システム研究所は、5GHz帯のマイクロ波を用いてドローンから地上のセンサへワイヤレス給電を行い、温湿度データを取得する共同実験を行った。
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《日経Robo》Pepperの電池はドイツVARTA社製、脚の駆動部には積層セラミックコンデンサ
ソフトバンクロボティクスなどが2015年6月に一般販売を開始した人型のコミュニケーションロボット「Pepper」。本誌は創刊号での上体部に続き、今号では脚部を分解した。
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《日経Robo》Pepperを分解、量産性向上の工夫は少なく頭と脚には部品が集中、放熱設計は稚拙さも
本誌はソフトバンクロボティクスなどが2015年6月に一般販売を開始した、人型のコミュニケーションロボット「Pepper」を入手。技術者の協力の下で分解し、内部構造を解析した。
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《日経Robo》オリンパスが内視鏡手術支援ロボに参入、多関節の把持鉗子や高周波ナイフなどで低侵襲に
オリンパスはロボット技術を使った手術支援機器2品種を開発、試作機を披露した。製品化を前提にした手術支援ロボットを同社が発表するのは初めて。「早く上市し、患者の役に立てたい」と、同社代表取締役社長の笹宏行氏は意気込む。