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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 物流やインフラ点検、農業、災害時の監視、測量などさまざまな領域で活用が期待されているドローン。低価格な機種でも時速70km以上の速度が出るため、その機動性は迅速さが要求されるような緊急時、スピードが肝の物流などで大きな経済的価値を持つ。

 しかし、そんな機動性に富むドローンの行動範囲を著しく狭めている一大要因があることをご存じだろうか。一般には「電池持続時間が20分程度で短い」「航空法上の空域制限がある」といった点が注目されがちだが、実はもっと別の要因で現在のドローンの行動範囲は事実上、律速されている。それが通信用の電波である。