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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 2015年6月の発売以来、導入企業が2000社を超えた人型ロボット「Pepper」。小売店や金融機関などで受け付けや客の呼び込み、商品の宣言といった業務に活用されている。そんなPepperが法人向けでの利用を強化すべく、さらに実用指向に舵を切り始めた。

 Pepperにはもともと車輪は備わっているものの、自律移動については従来、1m四方など限定的な範囲内でしかできなかった。それが2017年2月、ついに自己位置推定と地図作成の機能が標準搭載されたのだ。いわゆる「SLAM(simultaneous localization and mapping)」機能である。自己位置を推定できることから、段差さえなければ店舗などの屋内空間で地図を基に自律移動できるようになる(図1)。