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この記事は日経Robotics 有料購読者向けの過去記事の再掲載です
本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 機動戦士ガンダムに登場するロボットをモチーフにした「ザクとうふ」や、スイーツ感覚で楽しめる「マスカルポーネのようなナチュラルとうふ」といった変わり種の豆腐を世に送り出し、ヒットさせている豆腐メーカーがある。群馬県前橋市に本社を構える相模屋食料だ。

 厚生労働省が2015年11月に公表した、許可を要する食品関係営業施設数によれば、豆腐製造業社は全国で8017軒。相模屋食料は、豆腐の市場規模を年間約6000億円と見積もる。その中で同社は2009年、業界で初めて豆腐専業1社で売り上げ100億円を突破し、2015年2月期には178億円を記録した。

 ザクとうふなどのヒット商品に目が行きがちだが、それらの商品を裏でしっかりと支えているのが、主力商品の絹豆腐や木綿豆腐、厚揚げだ。同社はこれらの商品を前橋市内にある6つの工場で生産している。このうちの2工場でロボットを導入している。2016年2月には、厚揚げの製造をさらに拡大すべく、生産ラインにロボットを導入した赤城工場を新たに竣工する予定である(図1)。

図1 2016年には厚揚げを生産する新工場が竣工予定
図1 2016年には厚揚げを生産する新工場が竣工予定
2005年7月に稼働した第3工場では、絹豆腐と木綿豆腐の生産ラインにロボットを導入し、現在も現役で稼働するものもある。続く2009年には、揚げ物を製造する芳賀工場にも厚揚げの生産ラインでロボットを採用。事業拡大のため、2016年2月に竣工する赤城工場でも、厚揚げの生産ラインにロボットを導入する予定だ。
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新工場に厚揚げ専用ロボを2台導入

 新設する赤城工場には、厚揚げを生産する2ラインに、スイスABB社のパラレルリンク型ロボットを採用する計画だ。このうち1ラインは、主力商品である「絹厚揚げ」の2個入りパックに対応した専用ラインになる。ロボットは絹厚揚げ2個を1つのトレーに入れる工程を受け持つ。