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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 2016年の年末に行われた韓国の長寿クイズ番組「奨学クイズ」で、韓国政府が研究を主導してきた人工知能(AI)「Exobrain」が優勝した。相手は、入学大学を決める大学修学能力試験の満点獲得者、奨学クイズ年間優勝者などの4チームだった。Exobrainの正解率は83%で、2位以下を大きく引き離して優勝した。

 Exobrainという名前は、「体の外にあるもう1つの脳」に由来する。法律・特許・金融などの分野で人のアシスタントとしての用途を想定した言語機能に特化したAIで、人間の言葉を理解して答えを推論する。政府系研究機関の韓国電子通信研究院(Electronics and Telecommunications Research、ETRI)が中心となって、2013年から2023年までの長期プロジェクトとして研究を続けている。