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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 2015年10月19日、韓国の産業通商資源部(「部」は日本の「省」に当たる)は韓国Samsung Electronics社の協力を得て、中小企業が製造現場で使える「次世代産業用ロボット」の開発を支援すると発表した。ここでいう次世代産業用ロボットとは、小型で精密な部品や機器の組み立て工程で使うロボットを指す。具体的には、韓国の中小ロボットメーカーに投資することで、次世代産業用ロボット関連技術の開発を後押しする。これによって同ロボット向け部品の大量生産を実現し、ロボット本体の価格を低減するのが狙いだ。

 具体的な開発項目は以下の3つ。(1)同ロボットのコア部品となる減速機やモータ、エンコーダ、アクチュエータなどの開発と価格低減、(2)同ロボットを組み立て工程で使うためのロボット向けグリッパなどの開発、(3)モバイルIT製品の組み立て工程で使う多関節マニピュレータや6軸垂直多関節ロボットなどの開発、である。