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本記事はロボットとAI技術の専門誌『日経Robotics』のデジタル版です

 2016年4月13日、韓国全土で国会議員と比例代表を選ぶ第20回総選挙が行われた。結果は野党の圧勝、韓国の国会は16年ぶりに「与小野大」になった。

 今回の選挙結果にロボット産業も注目した。与党の「セヌリ党」も野党の「共に民主党」と「国民の党」も、最先端IT産業を国家戦略として集中投資するという公約を掲げていて、その代表格としてロボット産業を後押ししている。同じように見えるロボット産業振興策であるが、中身は微妙に違う。