本記事は、2017年6月16日に開催した技術者塾「触覚テクノロジーがもたらす高品質化と新しい価値」(主催・日経エレクトロニ
クス)での田中氏の講演をもとに、編集・加筆したものである。
連載
触覚技術を製品開発に活用する
目次
-
多彩な触覚センサー、適材適所で使いこなす
(第3回)
触覚の情報を検出する触覚センサーには、さまざまな方式がある。触覚センサーの活用では、用途に適した方式を選択することが重要だ。万能な触覚センサーの開発は極めて難しく、合理的な取り組みとは言えない。ヒトが「何をどう捉えているか」を理解し、多種多様な方式を適材適所で使いこなすことが求められる。(本誌)日経エレクトロニクス
-
触覚生成に重要な知覚特性と錯触
(第2回)
受け手にとって触感すなわち感覚として十分なリアリティーを得られる情報(刺激)を提供し、特定の感覚を生成・増強するためには、まず、触知覚特性を理解することが重要である。今回は、皮膚感覚を発生させる機械受容器†の特性と、感覚をデザインする際に極めて大きな意味を持つ錯覚について俯瞰する。日経エレクトロニクス
-
触覚活用のポイント、メカニズムを理解し効果を明確化
(第1回)
VRやロボティクスの分野で触覚技術が大きな注目を集めている。エンターテインメントや教育分野だけでなく、遠隔操作やシミュレーション、3Dモデリングのインターフェースなど、製造や医療においても新しい価値を生み、従来は実現できなかった産業の創出も期待される。現在の触覚技術を俯瞰しつつ、今後の可能性について…日経エレクトロニクス
日経クロステック Special
What's New
エレキ
自動車
製造
- BOMで中小企業の設計効率を向上させる
- 転造で実現した「安価で緩まないねじ」
- デジタル・ツインによるイノベーションとは
- 製造業DX成功のカギはデータガバナンス
- 日台間の連携をさらに強化し、双方の産業を次の高みへ
- 「第三者保守サービス」がDXの原資を捻出
- リアルとデジタルをつなぐ半導体技術が結集
- アナログ・デバイセズ新社長インタビュー
- コロナ禍でも部品の安定供給を実現する責務
- 3つのメガトレンドを視野にした長期的戦略
- コード格納用メモリーの分野で市場をリード
- 従来の電源ソリューションの限界を取り払う
- 世界基準のユニークな半導体技術を提供
- ものづくり現場のIT活用≫大きな誤解とは
- 展示会で配布の技術資料をWEBから入手!
- 監視カメラ市場が抱える課題を解決